澤田税理士事務所

平成24年度の税制改正案ですが、

とりあえず大分頭の中でまとまってきましたので、

うちのお客様に影響がありそうな点だけに

ポイントを絞ってピックアップしてみます。

 （とりあえずまずは所得税のみ）

1.　給与所得控除の上限設定

　給与収入1,500万円超については一律245万円となります。

　適用時期：平成25年以後

　※役員報酬が1,500万超の方は再度シミュレーションが必要です。

2.退職所得課税の見直し

　勤続年数5年以下の法人役員等の退職金について、2分の1課税を廃止

　適用時期：平成25年以後

3.復興増税（ｈ23/11/30成立済）

　復興特別所得税　所得税額の2.1％増税　期間は平成25年より25年間

　個人住民税　　　　年額1,000円増税　期間は平成26年より10年間

このあたりはおそらく無難に可決されるのではないでしょうか？

（復興増税についてはすでに成立済です。）

ちなみに、一言！

この所得税の復興増税！

どこが臨時の増税なんでしょうか？

これがそのまま被災地に届くのならかまいませんが、

この増税で復興庁が

まさか甘い汁を吸おうなどど考えてないでしょうね・・・

その他現在懸案となっているものは、

1.　消費税の増税　平成26年4月より8％へ

　　　　　　　　　　　　平成27年10月より10％へ

2.　相続税基礎控除引下げなどや相続税税率見直し

3.　所得税の課税所得5,000万円超の部分に45％の税率を設定

このあたりが現在調整されているところかと思います。

これだけの増税の数々・・・

頭が痛くなります・・・

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